パリSGのFWキリアン・ムバッペは、バロンドールへの思いや自身の評価額について語った。

　2017年からプレーするパリSGでセンセーショナルな活躍を続けるムバッペ。今シーズンも公式戦46試合41ゴールを記録するなど、ヨーロッパ最高峰の選手として圧巻のパフォーマンスを披露。今年もバロンドール候補の1人として高い評価を受けている。

　そんな21歳FWは、フランス『TF1』で「チームとして最優先のゴールは、最も大きなトロフィーを勝ちとること。でも、バロンドールはベストを目指すいずれの選手にとっても一番の目標だ。もちろん僕もその中の1人だけど、それについて話すことはおこがましすぎる」と最も権威のある個人賞への思いを語った。

　驚異的な活躍から様々なメガクラブの注目を集めるムバッペ。今夏もレアル・マドリーが獲得を狙うと度々報じられている。評価額は1億8000万ユーロ(約240億円)とも伝えられる中、ムバッペ本人が自身の価値について語った。

「僕の市場価値は1億8000万ユーロのようだね。毎朝これを考えているかって?そんなわけはない。その金額が僕のポケットに入ってくるわけではないからね。フットボールへの情熱があるし、この仕事から生計を立てることのできる機会が僕にはある。何よりも、チームの勝利に貢献しようとしているだけだ」

　さらに、ワールドカップとのダブルを達成するためにEURO2020で優勝することを目指すと強調。また今夏の東京オリンピックに参戦できる可能性は低いものの、現役引退までに出場する希望があることを明かした。

「僕がいつもオリンピックでプレーすることを夢見ているのをみんなが知っている。まだ、何も決めてはいないけど、キャリアの中で最低でも一度はそのピッチに立てればいいと思う」