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クロアチアで躍動の22歳FW原大智を地元紙が絶賛!「過去に記憶がないほど圧倒的衝撃」

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クロアチア1部イストラ1961に所属する22歳FW原大智について、クロアチア紙『ラ・ヴォーチェ・デル・ポーポロ』が20日、特集を組んで絶賛した。

原は今年2月、FC東京からクロアチアのイストラへ移籍。チームにすぐさま適応すると、公式戦18試合に出場し、8ゴール3アシストを記録する活躍を見せた。クロアチア紙は、そんな日本出身の若きストライカーについて特集を組み、賛辞を贈った。

『ラ・ヴォーチェ・デル・ポーポロ』は、「我々はノストラダムスではないので彼のキャリアがどのように発展していくのか予想することはできないが、タイチ・ハラはすでに小さな王者だ」と強調。19日に行われたディナモ・ザグレブとのフルヴァツキ・ノゴメトニ・クプ決勝(ディナモが6-3で勝利)における活躍に触れ、「22歳の日本人選手は、自身に寄せられた期待を裏切らなかった。60秒でドッピエッタ(1試合2得点)を決めて見せたのだ」と綴った。

クロアチア紙はさらに続け、「タイチはプーラのチームのプレーにおいて、圧倒的な衝撃をもたらした。ジャッロヴェルディ(黄・緑の意味でイストラの愛称)の所属選手がこれほど短い時間に決定的な役割を果たしたのは、過去に記憶がないほどだ」と絶賛した。

原を巡っては契約延長オプションも設定されているが、クロアチア紙は今夏が元FC東京FWのステップアップにふさわしい時期であることを主張。原のイストラ退団を予想した上で、感謝の意を述べた。

「彼にはより重要な舞台がふさわしく、イストラに残留することは難しいだろう。もしこの試合(ディナモ戦)がジャッロヴェルディでのラストマッチになるのであれば、本当に有終の美を飾ることができたと言える。アリガトウ、タイチ」

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