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ムバッペが2014年にレアル・マドリー行きを断ったワケとは?「ジダンと一緒だとしても…」

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キリアン・ムバッペがレアル行きを断った理由は?

 パリSGキリアン・ムバッペは、レアル・マドリー移籍を断った過去を明かした。

 2017年にモナコからパリSGに加入して以降、大活躍を続けるムバッペ。チームとしてのリーグ・アン3連覇やUEFAチャンピオンズリーグ決勝進出などに加え、個人としては3シーズン連続リーグ得点王に輝くなどの圧巻のパフォーマンスを続けている。

 そんな22歳のフランス代表FWは、当然のようにメガクラブの関心を集めている。中でも、レアル・マドリーと相思相愛であると以前から報じられており、早ければ今夏にも移籍が実現するのではないかとも伝えられた。

 去就には注目が集まっているムバッペだが、モナコの下部組織に在籍していた2014年にサンティアゴ・ベルナベウ行きの可能性があったようだ。スペインに渡り、当時在籍するクリスティアーノ・ロナウドやジネディーヌ・ジダン監督らと話をするチャンスにも恵まれたが、最終的には母国フランスでキャリアを続けることを決めたという。

 同選手は『L'Obs』で、「僕の両親はフランスでプロとしてのキャリアをスタートすること、フランスで教育を受けることを望んでいた。フットボールをプレーすることだけではなく、学習を続けることが要因だった。スペインに行くことは、いくらジダンと一緒だからと言っても、異なる国、異なる文化なんだ」とフランスに残った理由を明かした。

 また、10代の頃から注目を集めるムバッペは、大きな期待を抱く周りからのプレッシャーを上手く対処する方法についても語り、常に新たな挑戦を求めていると主張した。

「僕は当時まだかなり若かったから、最初はそのような重圧を背負うことは難しかった。当たり前のように、18歳や19歳がやるようなことをするのが好きな少年だったんだ。でも、ピッチ上では常に大人としての振る舞いが求められた。トップになりたいと考えるとき、そこには未熟な人間、子供のいれる場所はない。大人の世界であり、そのために準備しなくてはいけない」

「リラックスしないためにも、僕は常に自分自身に新しいチャレンジを課している」

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