マンチェスター・シティのDFルベン・ディアスがプレミアリーグの年間最優秀選手に選出された。

　昨夏にベンフィカからシティに加入したディアス。加入早々からジョゼップ・グアルディオラ監督の信頼をつかむと、出場したリーグ戦32試合で23勝、15度のクリーンシートを達成。2年ぶりのプレミアリーグ優勝やカラバオカップ制覇、クラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝進出の原動力となった。

　初挑戦のプレミアリーグで目覚ましい活躍を見せた24歳のポルトガル代表DFは、フットボール記者協会(FWA)の年間最優秀選手賞に輝き、プロフェッショナル・フットボーラーズ・アソシエーション(PFA)の年間最優秀選手賞の候補にも選出されている。

　そして5日、今度はファン、プレミアリーグ20クラブの主将、そしてパネリストによる投票の結果、プレミアリーグの年間最優秀選手賞を手にすることも決まった。なお、これがDFとしてはネマニャ・マティッチ、ビンセント・コンパニ、フィルヒル・ファン・ダイクに次ぐ史上4人目の受賞となり、ポルトガル人選手としてはクリスティアーノ・ロナウド以来の快挙となる。

　ディアス以外には、昨季に同賞を受賞したチームメイトのケビン・デ・ブライネ、マンチェスター・ユナイテッドのブルーノ・フェルナンデス、アストン・ビラのジャック・グリーリッシュ、トッテナムのハリー・ケイン、チェルシーのメイソン・マウント、リバプールのモハメド・サラー、ウエスト・ハムのトマーシュ・ソーチェクがノミネートされていた。

　なお、最優秀若手選手賞は同じくシティからフィル・フォーデンが受賞している。

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