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波紋呼んだジダンの公開状は偽物? レアル・マドリー会長が主張「孫の代まで誓う」

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ジネディーヌ・ジダン前監督の公開状は偽物か

 レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が、ジネディーヌ・ジダン前監督の公開状に納得していないようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

 第2次政権では昨季にラ・リーガのタイトルをもたらしたが、無冠に終わった今季限りでレアル指揮官の座を退任したジダン。しかし、退任後に『AS』に送った公開状が波紋を呼んでいる。そこにはクラブへの愛情やファンへの感謝も綴られていたが、「私が必要としていた信頼を与えてくれなかった」など、会長や上層部との関係が悪化したことも示唆。ルイス・フィーゴ氏がクラブへ苦言を呈するなど、大きな騒動となった。

 そんな中、ペレス会長がスペインラジオ局『オンダ・セロ』の番組で今回の騒動に言及。「彼のことはよく知っているし、辛い1年だったから、残留させるために戦った」とし、公開状は偽装されたものだとまで言い放っている。

「私は公開状を読んでいない、孫の代まで誓うさ。あの手紙を書いたのはジダンではない」

「彼はレアル・マドリーのレジェンドであり、我々はそのすべてを認識している。彼はフランス代表の監督になるという夢を持っており、それを実現してくれると信じている」

 また、同じく今季限りでクラブを去った主将DFセルヒオ・ラモスについてもコメント。「息子のように愛している。彼もまたレジェンドであり、我々は残ってほしかった。契約をオファーしたが、彼は期限を決めており、それを明確にしてくれなかった」と契約交渉が決裂した理由を語り、「ここは彼の家だ。きっと別の役割で戻ってくる」と語っている。

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