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伊藤洋輝はトップチーム入り?シュツットガルトSD「スタメン狙うチャンスがある」

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伊藤洋輝が早くもトップチーム入りか

 シュツットガルトに加入した伊藤洋輝は、予定より早くトップチーム入りを果たすかもしれない。クラブのスベン・ミスリンタートSD(スポーツディレクター)がその可能性について示唆している。

 日本代表MF遠藤航が所属するシュツットガルトは今夏、J2のジュビロ磐田から買い取りオプション付きのレンタルで伊藤を獲得。当初の発表では、ミスリンタートSDは「まずU-21チームの道を歩むことになるが、彼には少しずつ欧州のサッカーに馴染んでもらうつもりだ」と、しばらくは4部所属の2軍で起用する考えを明かしていた。しかし、予定は早くも変更となるかもしれない。

 伊藤のプレシーズンマッチでのパフォーマンスを受け、ペレグリーノ・マタラッツォ監督はトップチームのオーストリア合宿への参加を要請したという。また、そこではワッカー・インスブルック(オーストリア)との強化試合に出場するなど、首脳陣に好印象を与え続けているようだ。

 伊藤を左利きのセンターバックとして評価するミスリンタートSDだが、『キッカー』で「ずば抜けた左足」を持っていると称賛。「ヒロキは絶対的なポジティブ・サプライズ」とその順応力に驚かされている様子を示すと、「(トップチームの)練習に加えたり、キャンプに連れて行くということは、メンバー入りして途中出場やスタメンを狙うチャンスが彼らにあることを意味する」と続けた。

 なお『キッカー』では、伊藤を「テクニックが優れており、精力的なプレーを見せる」センターバックとして紹介。クラブとの契約延長交渉が破談に終わった、同じく左利きのセンターバック、マーク・オリバー・ケンプフが今夏に退団した場合、伊藤がその代役を務める可能性が指摘されている。

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