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チェルシー指揮官トゥヘル、新加入ルカクに期待「FWとして強烈な存在…私にとってもユニークな経験」

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指揮官がFWロメル・ルカクに期待

 チェルシートーマス・トゥヘル監督が、新加入のベルギー代表FWロメル・ルカクに期待を寄せている。

 ルカクは2011年~2014年までもチェルシーに保有権を置いたが、当時は出場機会に恵まれずレンタル移籍を繰り返した。しかし、退団後にマンチェスター・ユナイテッドやインテルで活躍し、今夏に9800万ポンド(約150億円)の移籍金で2度目のチェルシー加入を果たした。

 22日に控えているプレミアリーグ第2節アーセナルとのビッグロンドンダービーを前に、トゥヘル監督が記者の前で次のように語った。

「ルカクが近年見せていた働きぶりはいずれも素晴らしかった。きっとこのチームにおいても、大きなものをもたらしてくれるはずだ。もちろん彼にはプレッシャーもあるだろう。だが現時点で、彼はのびのびと楽しんでいるように見えるね。すでにフィットネスも十分な状態にある。彼の良さを引き出すのも、我々の仕事だ」

「彼は人間性も素晴らしい。チームへいかに貢献できるかを第一に考えていて、今のチェルシーはとても良い組織になっていると思う。敬意を持ったグループであり、責任を感じ、それを共有する状況なんだ」

 トゥヘル監督は「ロメルは再びここに戻ってきた形になる。だが昔の状況とは違うね。彼は自らのフィジカルを生かし、ゴールを背に向けてポストワークをこなすタイプだ。とても強烈な存在だし、ハーフオープンポジションにいるFWとして最強だと思う。彼は物理的な強さだけでなく、スコアラーとしても高い資質を示しているし、ゴールへの意識も十分だ。きっと彼はチェルシーに大きなプラスをもたらすはず。ルカクが加わったという事実は、私にとってもこれまでない新しいユニークな経験になる」と続け、ベルギー代表FWを称賛している。

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