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開幕2節で3得点…もう昨季ゴール数に並んだビニシウス「シュート練習はかなりしている。監督に言われているから」

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ビニシウス・ジュニオールが活躍

 22日のラ・リーガ第2節、レアル・マドリーは敵地シウター・デ・バレンシアでのレバンテ戦を3-3で引き分けた。この試合で負けなかったのは、途中出場のFWビニシウス・ジュニオールの大活躍のおかげだった。

 開始4分にFWガレス・ベイルのゴールで先制したレアル・マドリーだったが、後半に入るとレバンテに2ゴールを許してしまいスコアをひっくり返される。しかし、その後に投入されたヴィニシウスが覚醒と称せるほどの活躍、決定力を披露した。まず72分、MFカセミロのスルーパスからペナルティーエリア内左に侵入してシュートを決め切ると、84分にはCKの流れから再びエリア内左でボールを受け、意表を突く右足のアウトサイドループシュートでネットを揺らしている。

 終盤にはGKアイトール・フェルナンデスの退場を誘発するドリブルも見せるなど、獅子奮迅の活躍を見せたヴィニシウスは、今季のラ・リーガ得点数をこれで3に伸ばし、わずか2試合で昨季の記録に並んでしまった。試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じた21歳のブラジル人FWは、なぜ課題とされていた決定力が改善されたのかを問われて、次のように返答している。

「シュート練習はかなりしている。監督から言われていることだからね。それだけでなく、戦術、技術、メンタルとすべての面で研鑽を重ねているよ。良い形でシーズンを始められたことには、とても満足している。でも、僕たちはこのまま努力を続けなくてはならない」

 ビニシウスはその一方で、レアル・マドリーにとって引き分けが決して良い結果とは言えないことも強調した。

「今日は多くのスペースがある試合だった。良い感触でもって、ここから去ることができるね。失点については不運もあったが、そうしたゴールを防ぐために改善していかないと」

「マドリーにとって引き分けは良い結果になり得ない。勝ち点3を重ねていくために向上していく必要がある。前節アラベス戦のように集中しないといけないね」

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