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人種差別を受けた古橋亨梧が沈黙破る…SNS投稿に4万を超える「いいね」当該サポは無期限の入場禁止へ

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セルティックに所属するFW古橋亨梧

 セルティックのFW古橋亨梧が23日に自身のツイッター(@Kyogo_Furuhashi)を更新し、ファン・サポーターに向けてメッセージを送った。

 古橋は今夏にヴィッセル神戸からセルティックに移籍。本拠地デビュー戦でハットトリックを達成するなど、加入後の公式戦7試合で6ゴールを挙げる活躍を見せ、早くも現地サポーターのハートをつかんでいる。

 そうした中、22日に宿敵レンジャーズの一部サポーターが古橋に対する人種差別的なチャントを歌った動画がSNSで拡散し、物議を醸していた。動画の中では、目をつり上げてアジア人を蔑視するようなジェスチャーもあったとみられる。

 これを受けてセルティックは同日、クラブ公式ツイッター(@CelticFCJPN)で「報告が正確であるならば、古橋亨梧選手に向けられたそのような不快で哀れな人種差別的な行動は絶対的な非難に値します」「私たちはあらゆる形態の人種差別に断固として反対し、古橋選手を全面的にサポートします」と声明を発表。また、クラブ公式サイトではアンジェ・ポステコグルー監督の「私たちの最優先事項は古橋亨梧を守り、サポートすることだ」とのコメントも伝えていた。

 渦中の古橋は23日のツイートで「I'll never walk alone(僕は一人じゃない)」と周囲からのサポートに感謝するとともに、「#NoToRacism(人種差別に反対)」とメッセージを発信。現時点で4万件を超える「いいね」が寄せられている。

 なお、レンジャーズは今回の件に関し、23日にクラブ公式サイトで「昨日、SNS上で出回った動画について、調査が完了しました」と報告。「関係者は特定されており、レンジャーズの全試合への無期限の入場禁止となります」と処分内容を発表した。

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