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チェルシーとアトレティコがサウール移籍で交渉…58億円買取OP付きレンタルで決着か

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 チェルシーは、アトレティコ・マドリーMFサウール・ニゲス獲得の可能性が高まっているようだ。『Goal』の取材で明らかになった。

 アトレティコ・マドリーが7年ぶりのラ・リーガ優勝を飾った昨シーズン、サウールはディエゴ・シメオネ監督の信頼を十分に得られず、頻繁に先発メンバーから外れていた。ユース時代から過ごすクラブにとって余剰人員になりつつある中、代理人は同選手のイングランド移籍を見据えていると考えられている。

 現在、アトレティコ・マドリーは東京オリンピックでも活躍したブラジル人FWマテウス・クーニャの獲得に向けて人件費の削減に動いており、年俸700万ユーロ(約9億円)を受け取るサウールの放出に動く模様。そして、関係性が良好なチェルシーに対して同選手の放出に前向きのようだ。

 チェルシーは、完全移籍よりも買い取りオプション付きの期限付き移籍で同選手の獲得に興味を持っている模様。アトレティコ・マドリーはサウールの契約解除金を1億5000万ユーロ(約190億円)に設定しているが、4500万ユーロ(約58億円)程度の買い取りオプションが付帯する形で、レンタル料を含んだ期限付き移籍に向けて交渉に入る可能性がある。また、サウールのサラリーは移籍先が負担することになるようだ。

 なお、サウールが加入する可能性のあるチェルシーだが、その前に構想外のファーストチーム選手の放出を進めたい模様。ルーベン・ロフタス・チーク、エタン・アンパドゥは再びクラブから離れる可能性があり、チームから離れてトレーニングを行うティエムエ・バカヨコ、ロス・バークリー、ダニー・ドリンクウォーターらも今夏に新天地を求めると考えられている。

 また、チェルシーはセビージャのジューレス・クンデの獲得にも興味を持っており、一方でクルト・ズマに至ってはウエストハムへの移籍が頻繁に報じられている。
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