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田中碧、新天地デュッセルドルフで順調も満足せず…デビュー戦は「何もできなかった」

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 デュッセルドルフに所属する日本代表MF田中碧が、クラブのインタビューに応じてデビュー戦についてなど語った。

 東京五輪を終え、今夏にチームへと加わった田中。21日のホルシュタイン・キール戦(2-2)でデビューを飾ったが、個人の出来にはまだまだ満足していないという。

「特に何もしていないというか、途中から入ったので勝たすことが一番大事だと思いました。そういう意味では引き分けに終わってしまったので、何もできなかったのかなと。ただ、デビュー戦で感じていたものもありますし、少しですけど、自分のプレーを出せたので良かったです」

 本人はパフォーマンスには満足していないが、サポーターの選ぶマン・オブ・ザ・マッチに選出。「素直に嬉しいです。熱狂的なサポーターの前でプレーできたので、楽しかった。そういう人たちの前でもっとやらないといけないですね」と気を引き締める。さらに、ホームスタジアムの雰囲気にも感動したようだ。

「日本とは違う良さがありましたね。熱いサポーターがたくさんいますし、ひとつのプレーで、いいプレーには称賛してもらえる。こんなに盛り上がるのかと驚きはありました」

 また、東京五輪についても言及。田中にとって多くを感じるいい機会となったことを明かしている。

「トップの選手とやることで自分がどれだけそういう選手たちと離れているかを感じました。メダルを目指した中で取れなかったので、悔しかった。いろいろなものを経験できましたし、これがゴールではないので、ここから活かすか活かさないかは自分次第。A代表に向けて感じたものを出していきたい」
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