なでしこジャパン(女子日本代表)のFW岩渕真奈についてアーセナル女子チームの同僚たちが印象を語った。

　岩渕は今夏にアストン・ビラからアーセナルに加入。8月21日に行われたPSVとの女子チャンピオンズリーグ予選第1ラウンド決勝では2ゴールを記録し、勝利に貢献した。

　5日にチェルシーとのFA WSL(FA女子スーパーリーグ)第1節を控える中、岩渕のチームメイトであるジェニファー・ビーティーとケイティ・マッケイブが『Goal』に対して岩渕の印象を語った。

　女子スコットランド代表のレジェンドであるビーティーは岩渕について、「彼女のクオリティについては前から耳に入っていたし、アストン・ビラ時代にも対戦していたからわかっていた。彼女は加入後、自分の仕事をしているわ。練習熱心だし、PSV戦でもみんなが彼女のポテンシャルを目にしたと思う。チームにとって非常に大きな補強になっている」と能力に太鼓判。また、女子アイルランド代表のマッケイブも以下のように絶賛した。

「彼女のテクニックとボールタッチを見れば、最高クラスのプレーヤーであることがすぐにわかる。こんな選手が加入したのは本当に素晴らしいこと。中盤とアタッカー陣の競争は激しくなるし、みんなが試合で最高のパフォーマンスをする必要がある。彼女は本物の宝石よ。ピッチ外でも素晴らしいし、唯一無二の存在ね」

　3日に開幕した2021-22シーズンのFA WSLは12クラブが参加。岩渕のほかに、ウエスト・ハムに加入したなでしこジャパンMF長谷川唯も参戦する。