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レアル・マドリーFWガレス・ベイルが引退報道に辟易「好き勝手に…荒唐無稽だ」

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レアル・マドリーに復帰したFWガレス・ベイル

 レアル・マドリーに所属するウェールズ代表FWガレス・ベイルが、自身の引退報道について言及した。

 レアル・マドリーとの現行契約が2022年夏までとなっているベイル。今夏に行われたEURO2020開幕前には「僕がこれからすることはわかっている。今、それを言ったら大きな混乱が生まれるだろう」と発言しており、引退の可能性が報じられていた。

 その報道は同選手が昨季にトッテナムにレンタル移籍し、2021-22シーズンからの去就が不透明となっていた状況でされたものだが、実際は所属元のレアル・マドリーに復帰している。ユーロ後の引退発表も噂されたが、そういったアナウンスもされなかった。

 ウェールズ代表活動中、来季以降の契約延長の可能性に問われたベイルは「今季はまだ始まったばかりなのに、もう質問するのか!?」と驚きを表しつつ、少なくとも2022年カタール・ワールドカップを目指すことを強調した。

「自分のためだけでなく、国のため、ウェールズのためにワールドカップでプレーしたいと思っている。この国にとって素晴らしい経験になると思う。今は、そのために重要な試合に集中しているんだ」

 さらに、引退の噂については「みんな好き勝手に話を作っているみたいだ。わけが分からないよ。作られた話は荒唐無稽だし、僕は引退するつもりなんて決してなかったんだ」と言及。ユーロの期間中に言葉で説明することは“暖簾に腕押し”だと感じていたようだ。

「前にも言ったけど僕はユーロに集中したかった。説明する必要はないと思ったよ。その必要を感じなかった。今でも必要だとは思っていないし、残留にしろ、退団にしろ、引退にしろ、何を言ったって大きな話題になったと思う。迷惑な話だし、気が散るよ」

 そして、その話題についてこれまで黙していた理由を「何も言わず、目の前の仕事に集中する方が良かったんだと思う」と明かす。ベイルは自身を取り巻く様々な報道に辟易しているようだ。

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