バルセロナのロナルド・クーマン監督は、MFミラレム・ピャニッチの発言に反論した。

　昨夏の移籍市場でMFアルトゥールと入れ替わる形でユベントスからバルセロナに加入したピャニッチ。しかし、同選手はクーマン監督の下で十分なインパクトを残すことができず、今夏に1年間の期限付きでベシクタシュに移籍することが決まった。

　わずか1年でカンプ・ノウから去ることが決まったボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFは、先日に「僕は常にバルセロナでプレーしたかったけど、これほど複雑な状況になるなんて予想していなかった」と、昨季公式戦の半分にしか出場できなかった不満をあらわにした。

　しかし、この発言に納得できないのはクーマン監督。スペイン『ムンド・デポルティボ』で、「一部の選手たちに少なからずフラストレーションがあったことを理解している」と話すも、ピャニッチにも原因があったことを強調した。

「しかし我々のプレースタイル、ボールがあるときとないときの我々のアイディアにおいて、彼は他のMFとの競争に敗れた。それ以外のことは何もない。我々はいろいろと試みたが、彼より優れた選手たちがいたという理解があった。彼の成功を祈っているよ」

---

●ラ・リーガ2021-22特集