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「C・ロナウドには愛が必要なのにユーベではスケープゴートに…」エヴラ氏が見解

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元フランス代表のパトリス・エヴラ氏が、イタリア紙『レプブリカ』のインタビューに応じ、古巣ユヴェントスや元同僚のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドなどについて語った。

エヴラ氏は現役時代、マンチェスター・ユナイテッドやユヴェントスなどで活躍。当時は世界最高峰のサイドバックの1人として高い評価を受けた。そんな元フランス代表DFは、かつて自身も指導を受けたマッシミリアーノ・アッレグリついて見解を示した。

「(会長のアンドレア)アニェッリにも言ったことだが、アッレグリは2019年にチームを去るべきではなかった。就任当初はファンから反発もあったが、彼はユーヴェに情熱と愛を抱いている。2度目の指揮は決して簡単ではない。私は彼に対し、『特に若手選手に関しては、君自身も適応しなくてはならない。あまり頑固になりすぎないように』と伝えたよ」

「アッレグリには(アレックス)ファーガソンをも上回る並外れた嗅覚がある。試合が始まる前から、どんな展開になるかを把握している。ドルトムントで行われた2015年のチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦では、すべてを的中させた。クレイジーなほどだよ。数日前のジェノア戦では、『これはCL決勝のような試合だ』と叫んでいたのに、CLでは『これは親善試合だ』なんて言ったんだ。アッレグリはビッグマッチを心配せず、格下のチームにうるさかった」

続いてエヴラ氏は、今夏マンチェスター・Uへ復帰したC・ロナウドに言及。移籍直前のユヴェントスでの扱いに疑問を呈した。

「クリスティアーノは愛とリスペクトを必要としているのに、ユーヴェではスケープゴートにされようとしていた。イタリアにおけるロナウドに対する批判はやや偽善的だし、バカバカしいものだった。あと、アッレグリが会見で、『クリスティアーノがすべての試合に出場することはない』と言ったのは間違いだ。あのようなことは、公の場で言う必要はない」
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