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エミリアーノ・サラ事故死から2年半余り…フライト手配の男性に18か月の禁固刑

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飛行機事故で他界したエミリアーノ・サラ

 故エミリアーノ・サラのフライトを手配したデイビッド・ヘンダーソン氏に、禁固18か月の判決が下された。

 2019年1月、リーグアンのナントでゴールを量産するサラは、当時プレミアリーグのカーディフへ移籍する予定だった。しかし、同選手が搭乗したカーディフ空港行きの小型機はオルダニー近辺で消息不明に。そして翌2月、捜索の末にサラの遺体が発見された。28歳の若さだった。

 この悲劇に対しては、事故直後から不可解な点が指摘されていた。行方不明のままとなっている操縦士デイビッド・イボットソン氏が商業用の操縦ライセンスを有していなかったこと、夜間飛行の資格がなかったこと、同型機種の飛行資格が切れていたことなどが調査で発覚し、違法なフライトであったことが指摘されていた。

 さらに、このフライトを手配したヘンダーソン氏は、事故判明直後に不特定多数の人物にフライトに関する黙秘を求めるテキストを送っていたことも判明。同氏は、この契約が調査されるのを恐れていたことを法廷の場で認めていた。

 そして、痛ましい事故から2年半余りが経過した10月末に、ヘンダーソン氏の裁判が行われ、フライトの安全義務違反によって有罪判決が決定。そして12日、同氏に18か月の禁固刑が言い渡されている。

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