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鎌田の今季ブンデス初ゴールが決勝弾! フランクフルトがボルシアMGとの打ち合い制す

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MF鎌田大地の今季ブンデス初ゴールが決勝弾

[12.15 ブンデスリーガ第16節 ボルシアMG 2-3 フランクフルト]

 ブンデスリーガは15日、第16節を各地で行い、MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトは敵地でボルシアMGと対戦し、3-2で勝利した。鎌田は先発出場すると、後半10分に今季ブンデス初ゴール。長谷部は後半28分からピッチに立った。

 試合は立ち上がりにスコアが動く。前半6分、ボルシアMGのMFルカ・ネッツが左サイドを駆け上がりボールを受けると、ゴール前ファーサイドを目掛けてクロス。走り込んだDFジョゼフ・スカリーが頭でボールを落とすと、MFフロリアン・ノイハウスが胸トラップから右足を振り抜いた。鋭いグラウンダーのシュートは、フランクフルトGKケビン・トラップが目いっぱい手を伸ばすが届かず、ゴール左サイドネットに突き刺さった。

 先制を許したフランクフルトは前半34分にチャンスを迎える。鎌田が左サイドのMFフィリップ・コスティッチにパスを通すと、コスティッチがゴール前にクロス。ディフェンスとゴールキーパーの間を狙ったボールは、ファーサイドに走り込んだMFイェスパー・リンドストロムに通ればというところで、ボルシアMGのGKヤン・ゾマーが左手を伸ばし阻止。同点とはならない。

 それでも前半45分にフランクフルトがネットを揺らす。相手陣地中央でMFジブリル・ソウがボールを奪い、そこからショートカウンター開始。すぐさまMFセバスティアン・ローデに預けると、右サイドでボールを受けたリンドストロムがペナルティーエリア内に侵入し、キックフェイントでDFのタイミングをずらしてクロス。ゴール前でフリーになっていたFWラファエル・サントス・ボレが同点ゴールを決めた。

 1-1で後半へ折り返すと、開始5分にフランクフルトが追加点を挙げる。左サイドで鎌田のスルーパスに抜け出したDFエバン・ヌディカがマイナス気味にグラウンダーのクロスを送ると、リンドストロムが左足でフィニッシュ。逆転に成功した。

 その後、後半9分にペナルティーキックで失点したフランクフルトだったが、直後の同10分にすぐさま勝ち越す。ハーフライン付近でボールを受けた鎌田がボレとワン・ツーで裏へ抜け出すと、相手DFのプレッシャーを受けながらも、左足で逆サイドへシュート。ボールはGKゾマーの手をかすめてゴールへと吸い込まれた。

 試合はその後も一進一退の攻防となるが、両GKの好セーブもあり、3-2からスコアは動かず。フランクフルトが勝ち点3をゲットした。鎌田は今季リーグ戦初ゴールでチームの勝利に貢献。長谷部は後半28分からプレーし、守備に奮闘した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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