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長谷部誠との新契約交渉は今月中にスタートか…来季から選手とユースコーチを兼任?

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フランクフルトMF長谷部誠

 ドイツ紙『ビルト』は先日、フランクフルトが元日本代表MF長谷部誠との契約延長を望んでいると報道した。『キッカー』はベテランとの新契約の内容について予想している。

 2014年夏にニュルンベルクから加わった長谷部はフランクフルトとの現行契約は今夏に満了。『ビルト』は先月24日、強化担当を務めるマルクス・クレシェ役員が1年間の延長オファーを用意する構えで、本人も同クラブでの通算5回目の契約更新を受け入れるとしていた。

『キッカー』曰く実際その交渉に入るのは長谷部が38歳の誕生日を迎える今月18日前後とのこと。「彼はドレッシングルームやピッチ上で極めて重要なプレーヤー」とクレシェ役員のコメントも紹介する同誌だが、現在ドイツサッカー連盟(DFB)の指導者育成プログラムに参加し『B+』と呼ばれるクラブマネジメントの知識を得ながらのユース部門の監督ライセンス取得を目指していることから、来季からは選手とユースアカデミーでのコーチを兼任する可能性を指摘した。

「クレシェや(監督のオリバー)グラスナーが彼を引退するよう説得することはない。彼らが最も望んでいるシナリオは、ベテランが少なくとも来季もスカッドの一員であり続け、その後、或いはそれと並行してクラブで指導者としての経験を積み始めることだろう」

『キッカー』は加えて、「ハセベの競技面での価値は“文化財保護法”に基づくようなものではない」とも強調。同選手が先発出場した昨年11月上旬からの公式戦10試合中の7試合で1敗しか喫していないことや「あの年齢でもマコトは常に成長を心掛けている」と語ったグラスナー監督の感銘を受けている様子を伝え、リーグ最年長の選手である彼のパフォーマンスは今でも落ちていないと称賛した。

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