beacon

STVV加入の香川真司、自身のポジションに言及「ユナイテッドやドルトムントは10番でしたが…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

MF香川真司

 ベルギー1部シントトロイデン(STVV)に加入した元日本代表MFの香川真司が、地元紙『Het Belang van Limburg』のインタビューで意気込みを語った。

 ギリシャのPAOKと契約解消に至った香川は先月10日にSTVV入り合意が発表。現地入りが同23日、労働許可証の取得などで結局トレーニングに合流したのは今月1日に。そして2日、初めて地元メディアの取材に応じた。

 インタビューではSTVVを新天地に選んだ理由やクラブの印象を語った香川だが、チームでの自身の役割についても言及。STVVの本拠地・スタイエンのピッチについて「人工芝は心配か?」と問われた際には「そういうピッチの上でプレーしたのは子供の頃なので、かなり昔となります。ですが、人工芝のピッチは非常に平らなので、僕にとってはアドバンテージです」と返すと、このように続けた。

「僕は自分の経験をもって若い選手たちの助けにならなければいけないです。特に今は自分のクオリティーに対する自信を取り戻しているし、それを信じているので、とにかくハングリーです」

 STVVのベルント・ホッラーバッハ監督は香川がドルトムントでプレーしていた頃、ヴォルフスブルクではアシスタントを務め、ハンブルガーSVなどを率いたことがある。香川はそんなドイツ人指揮官についても話している。

「彼が僕に何を求め、僕をどのように起用して、チーム内でどのような位置付けるのか理解しています。僕はマンチェスター・ユナイテッドやドルトムントでは10番(トップ下)でしたが、今は8番(インサイドハーフ)の役割の方で活きると思います。今は中盤でボールを受けて、フィールドが自分の前に広がる方を好んでいます」

「ホッラーバッハ監督はもちろん僕のことをドイツでプレーしていたころから知りますし、僕に何を求められるのか、求められないかを把握しているはずです。僕は試合に出ることに大きな意欲を感じています」

 なおジュピラー・プロ・リーグで現在11位のSTVVは5日に行われる第26節で9位コルトレイクと対戦。香川はデビューとなった場合、そのポジションにも注目したいところだ。

●海外組ガイド
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP