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天国から地獄…バルセロナのD・アウベスが嬉しくない“コンプリート”

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一発退場したDFダニエウ・アウベス

[2.6 ラ・リーガ第23節 バルセロナ 4-2 A・マドリー]

 1試合で天国と地獄を味わうことになった。バルセロナのブラジル代表DFダニエウ・アウベスは6日、ホームで行われたラ・リーガ第23節アトレティコ・マドリー戦(○4-2)で1ゴール1アシストを記録。その一方で退場する憂き目にも遭った。

 昨年11月に約5年ぶりのバルセロナ復帰を果たしたD・アウベス。再加入後のラ・リーガ2試合目となったアトレティコ戦で右サイドバックとして先発出場すると、0-1の前半10分に正確なクロスでDFジョルディ・アルバの芸術ボレー弾をアシストする。

 さらに3-1と逆転して迎えた後半4分、MFガビが左から送ったクロスが流れたところにPA内中央で反応し、右足を一閃。抑えの利いたシュートをゴール左に突き刺し、復帰後初得点を挙げた。

 しかし、試合はこのままでは終わらない。D・アウベスは4-2の後半23分、後ろからMFヤニック・カラスコの右ふくらはぎを左足で踏みつけると、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を経て同24分に一発退場を命じられた。

 データサイト『オプタ』によると、D・アウベスは少なくとも2004-05シーズン以降、ラ・リーガの1試合でゴール、アシスト、レッドカードを体験した最初のバルセロナ選手だという。

 38歳DFの退場で数的不利に陥ったバルセロナだったが、4-2とリードを維持したままタイムアップ。勝ち点1差のアトレティコを抜き、UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の4位に浮上している。


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