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エリクセンが語ったEUROでの臨死体験「5分間この世界から消えていた…」

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MFクリスティアン・エリクセン

 ブレントフォードに加入したMFクリスティアン・エリクセンは臨死体験を改めて振り返った。『BBC』が伝えている。

 エリクセンは、6月に行われたEURO2020開幕戦のフィンランド戦で心停止して以来、公式戦には出場していない。病院で大規模な検査を受け、植え込み型除細動器(ICD)を装着する前にピッチ上で蘇生しなければならなかったが、この体験について詳しく明かしている。

「心拍が戻るまでの5分間、この世界から消えていたんだ。この世のものとは思えないような経験で、奇妙な感じだった」

「5分間、スローイン、ボールが膝に当たったこと以外はすべて覚えているし、その後どうなったかはわからない。そして、周りの人たちと一緒に目を覚まし、胸に圧力をかけられ、呼吸を戻そうとした。そのときは何が起こったのかわからず、頭の中をグルグルと回っていたよ。救急車の中で誰かが『どのくらい気を失っていたのか』と言うのを聞き、誰かが『5分』と言ったので、そのとき初めて自分がいなくなったことを知ったんだ」

 セリエAではICDを装着してのプレーが禁じられているため、インテルを退団。そして、1月にブレントフォードへの加入が決まった。エリクセンはプレーへの意欲を語っている。

「遠からず、いつになるか日付を入れるのは難しいが、できれば数週間後には良い感じになりそうだ。チームと練習を始めてまだ1週間しか経っていないし、サッカーのフィットネスを得るには時間がかかるんだ。今のところ、監督が僕を見て、プレーすることを望んだら、できるだろうね。でも、今は一日一日を大切に過ごすだけだよ」

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