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決勝OG誘発の久保建英がお茶目なお願い「ゴールは僕にちょうだい」「前は彼に得点が与えられた」

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勝利に貢献したMF久保建英

[2.14 ラ・リーガ第24節 マジョルカ 3-2 ビルバオ]

 マジョルカの日本代表MF久保建英が、自身で誘発した決勝点となるオウンゴールについて“お願い”をした。

 久保は14日にホームで開催されたラ・リーガ第24節ビルバオ戦(○3-2)でスタメン出場。2-2の後半43分、左サイドのショートコーナーの流れから角度のない位置で左足を振り抜くと、シュートが左ポストとGKウナイ・シモンに当たり、ゴールに吸い込まれた。

 土壇場で勝ち越し弾を呼び込んだ久保はユニフォームを脱いで喜びを爆発させたが、記録はオウンゴール。また、セレブレーションに対してイエローカードを提示された。久保は後半45分に交代で退き、試合はそのまま3-2でタイムアップ。マジョルカが久々の2連勝を飾っている。

 久保はクラブが公式YouTubeチャンネルで公開した試合後インタビューの中で「君のゴールをウナイ・シモンにあげる?」と問われると、「いいえ、僕にください。ゴールは僕のです」と希望を語った。

 また、ゴールパフォーマンスについても聞かれ、「前は(イドリス・)ババのヘディングでのゴールでアンヘル(・ロドリゲス)がお祝いをして、(得点が)彼に与えられました(笑)。お祝いできるなら何でもいいです」と冗談めかして答えている。

 マジョルカは劇的な展開で3ポイントを積み上げ、17位から15位に浮上。降格圏内との勝ち点差は暫定で「6」に広がっている。

「僕らは今、中位に入っていかなければならないと思います。僕らの目標は残留ということではっきりしています」

「大事なのはホームで勝ち点3を取ったこと。すぐに次の試合のことを考えます」

 次節は20日に行われ、3位につけるベティスとアウェーで対戦する。久保は「次に僕らが戦うのはベティスで、今日の試合よりずっと難しいものになります。ベティスの状態はとても良く、僕らが彼らの流れを断ち切ることができるか見ていくことになります」と気を引き締めた。

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