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トゥヘルがアブラモビッチオーナーへの批判に「理解出来る」オーナーはクラブ所有権はく奪の可能性も

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指揮官がロマン・アブラモビッチ氏について言及

 ウクライナ危機が深刻化する中、チェルシーのロシア人オーナーが大きな問題に直面している。

 チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は、クラブのロシア人オーナー、ロマン・アブラモビッチ氏に向けられた批判を理解できると語った。

 先日、ロシア軍はウクライナ侵攻を開始。この影響はサッカー界にも及んでおり、チャンピオンズリーグ決勝の舞台がサンクトペテルブルクからパリに移されることとなった。

 そのような状況の中、アブラモビッチ氏は、比較的ロシアのプーチン大統領に近い人物として名前が挙がり、イギリスから制裁としてクラブの経営権がはく奪される可能性があるという情報が飛び交い始めている。

 ロシア軍のウクライナ侵攻、そしてアブラモビッチ氏の問題について、トゥヘル監督は『GOAL』に以下のように語った。

「誰もこんなことは予想していなかった。かなり非現実的で、我々の心を曇らせ、(カラバオカップの)決勝戦への興奮を曇らせ、大きな不安をもたらしている」

「クラブやクラブを代表する私たちに対する意見や批判はある程度理解できる。理解できるし、そこから完全に解放されることはない」

「監督として、あるいは選手として、何が起きているのかを把握できていないことを、人々は理解しているのかもしれない。今のところ、すべての責任を感じているわけではないよ。恐ろしいことであることは間違いない。ヨーロッパでの戦争は、私にとって長い間、考えられなかったことだ」

「もう少し我慢して、今後どうなるかを理解しよう。そして、多分それに対処しなければならない」

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