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露1部クラスノダール、外国人選手8人との契約を一時停止…主将クリホビアクは退団との報道

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ポーランド代表MFグジェゴシュ・ クリホビアク

 ロシア・プレミアリーグのクラスノダールは3日、外国人選手8人の契約の一時停止を発表した。また報道によれば、ポーランド代表MFグジェゴシュ・ クリホビアクとの契約は解消されたという。

 クラスノダールは2日に、1月中旬に就任した元ノリッジのドイツ人指揮官ダニエル・ファルケ氏がロシア軍のウクライナ侵攻を受け退団。そして、その翌日にはワンデルソン(ブラジル)、MFカイオ(同)、エリック・ボートハイム(ノルウェー)、クリスティアン・ラミレス(エクアドル)、ジュニオール・アロンソ(パラグアイ)、ジョン・コルドバ(コロンビア)、ビクトル・クラション(スウェーデン)、レミ・カベラ(フランス)8人の申し出に応じ、契約の一時停止を認めたことを発表した。

 同クラブは続けて「プレーヤーたちはクラブの所在地を離れ、今後自主練習に取り組んでいきます。契約関係は有効のままです」とも伝えた。それぞれが出国したのかについては明かされていない。

 ドイツ『transfermarkt.de』によると、クラスノダールは主将を務めていたポーランド代表MFグジェゴシュ・ クリホビアクとは契約解消に至ったという。それが事実であれば、現在チームに残っている外国人選手はベラルーシ代表DFアレクサンドル・マーチョノビッチの1人となる。

 また、ドイツ『ビルト』曰く昨夏ブンデスリーガのヘルタ・ベルリンからクラスノダールに移籍したコロンビア人FWコルドバだが、2000万ユーロ(約26億円)の移籍金は3回に分割して支払われる予定だったとのこと。EUが国際銀行間通信協会「SWIFT」からロシアの大手銀行7銀行を排除する制裁措置を採択したことにより、今夏に予定される2回目の支払いの遅延が予想されるようだ。

 ヘルタで財務担当のインゴ・シラーGM(ゼネラルマネジャー)は同メディアで「今はこの移籍の未払い分なんかよりか、ウクライナの人々、あの戦争が一刻も早く終了することが遥かに大事だ。それ以外に関してはきっといずれ解決策を見出せるだろう」とコメントした。
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