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マジョルカ監督、保有元レアル・マドリーと対戦する久保建英について「彼のパルティダッソを期待。マドリーで居場所つくって」

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R・マドリーと対戦するMF久保建英

 マジョルカは14日にラ・リーガ第28節、本拠地ソン・モッシュでのレアル・マドリー戦に臨む。前日会見に出席したルイス・ガルシア・プラサ監督は、ラ・リーガ首位をひた走るレアル・マドリーの特徴について、パリSG戦で逆転劇などで見られるその強靭なメンタリティーを何よりも強調した。マジョルカのオウンドメディアが会見の様子を伝えている。

「彼らは試合を支配することができ、しかし逆に支配されるとしても、凄まじいクオリティーとスピードの速攻を仕掛けられる。だからラ・リーガの首位に立ち、PSGを相手に逆転もしてしまうんだ。それと、試合中のメンタルの話もさせてもらおうか。彼らは苦しみや悪い時間帯に耐えることができるチームなんだよ」

「まあ、正確には分からないが、試合では70%の時間が戦術、20〜25%くらいがメンタルに依存していると思う。マドリーのように悪い時間帯や状況に耐えることが必要なんだが、私たちにはそれが欠けている。苦しみに耐えつつ、良い時間帯に乗じる必要があるんだよ」

「いずれにしても、私はチームを信じている。確かに4連敗はしているが、自分の感覚で言えば、その内の3試合は引き分けにしていなければなかった。リードを奪ったり引き分けに追いついたりしたならば、それを取り逃がさないようにする必要がある」

 ルイス・ガルシア監督はまた、保有元と対戦するMF久保建英についても言及した。

「レアル・マドリーを相手にして、良いプレーを見せたいという意欲があるのは当然だろう。彼はあのクラブに所属しており、今季終了後には戻らなくてはいけない。良いプレーを見せること、決定的な役割を果たすことを願っているが、しかし彼はどの試合でもモチベーションにあふれているよ」

「彼のパルティダッソ(素晴らしい試合。スペインではよく使われる言葉)を願っているし、それが来季レアル・マドリーで居場所をつくるのに役立てばいいね」

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