メッシとの再会を、旧友が心待ちにしているようだ。

　バルセロナDFダニ・アウベスが、リオネル・メッシはパリSGで「楽しんでいない」と主張し、古巣に戻ってくることを希望していると明かした。

　メッシはバルセロナに21年間在籍し、リーガやUEFAチャンピオンズリーグで数々のタイトルを獲得。クラブの歴代最多得点王になるなど、サッカー史にその名を刻んでいる。

　昨夏、バルセロナの人件費削減のためにPSGにフリーで移籍することとなったアルゼンチン代表FWは、今シーズンメッシはPSGで26試合に出場し、7ゴール11アシストにとどまっている。

　2008年から2016年までバルセロナでメッシとともにプレーしたアウベスは、スペインを離れてから34歳のメッシが試合に対する情熱を失っていると『ESPN』に語った。

「レオはゲームを特別なものにしてくれる。彼が楽しんでいるときにそうなるんだ。彼が楽しんでいるときは、他の選手も楽しんでいるからね」

「俺にとっては、今のレオは場違いなんだ。なぜなら、俺にとってのレオは、彼が好きなことを実践できる世界最高の場所に住んでいたからね」

　メッシはPSGと2023年までの契約を交わしており、さらに1年延長のオプションもついている。しかし、アウベスはすでにメッシがカンプノウへの復帰の可能性を望んでいると考えているようだ。

「レオはいつも、ここ(バルセロナ)よりいいところはないだろうと俺に言っていた。同意だ。ここより良い場所はない。彼が去ることが明らかになった時でさえ、俺は彼に、彼が俺に言ったのと同じメッセージを送ったよ」

「どんな理由であれ、彼がここにいないのなら、俺は彼が戻ってくることを望んでいる。わからないが、もし彼が来るのなら、俺と共に、少なくとももう少しすべてを楽しんでもらいたいね」

「ここを去る人は皆、後悔している。負けるのが嫌だからと断る人もいるだろうが、出て行く人はみんな後悔する。どこよりもここがいいんだからね」

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