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不振マンUへ…サポーター30名が集結し抗議。ラングニック「心情は理解できる」

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マンUサポーターが抗議

 マンチェスター・ユナイテッドのサポーターが、クラブのトレーニング施設で抗議に出た。

 今季開幕前にFWクリスティアーノ・ロナウドらを加えるなど、大型補強を敢行したユナイテッド。しかしチームの低迷を受け、11月にオーレ・グンナー・スールシャール前監督を解任。翌月からラルフ・ラングニック監督を招聘しても波に乗り切れず、直近5試合では1勝のみ(2分2敗)。4位トッテナムとは6ポイント差と、トップ4フィニッシュは難しい状況に陥っている。

 イングランドを代表するクラブの現状を受け、15日に約30人のサポーターがキャリントンのトレーニング施設の外に集結。オーナーであるグレイザー家への反対とともに「このユニフォームを着るのにふさわしくない」とのバナーを掲げた。なお暴力行為等はなく、平和的な抗議であった模様。警備員に移動を命じられると、そのまま立ち去ったようだ。

 ユナイテッドは声明の中で、「本日、小さく平和的な抗議がキャリントンのトレーニンググラウンドであった。私たちはファンの意見を尊重し、彼らとの関係性の強化にこれからも努めていく」と伝えている。

 また、ラングニック監督はサポーターの抗議について「フットボールは情熱と感情のスポーツであることを我々全員が知っているし、これを理解している。我々の今の順位やエバートン戦のパフォーマンスに失望するサポーターの心情を私は理解している」と話し、以下に続けた。

「平和的なやり方で抗議し、スタジアムでチームを応援する限り、私は彼らが最高のサポーターの1つであると信じている。失望する彼らの心情は十分に理解できる」

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