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ラングニック流改革…マンUに「脳の専門家」がコーチとして招聘

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ユナイテッドのラルフ・ラングニック暫定監督

 マンチェスター・ユナイテッドラルフ・ラングニック暫定監督は、スポーツ心理学者であるサシャ・レンセ氏をコーチングスタッフに迎えることが決まった。

 現在46歳のレンセ氏は、元ドイツ2部リーグの選手で、過去にシャルケとライプツィヒでラングニック監督と一緒に働いた経験を持つ。

 ラングニック監督はレンセ氏をスタッフとして加えることに対し、「脳の専門家」を加えることは「絶対に論理的だ」と「BBC」で語り、以下のように続けた。

「GK、フィジカル、ストライカー、フィットネスに特別なコーチがいるなら、脳の専門家もいてしかるべきだ。ここ数年、ドイツではほとんどのクラブがスポーツ心理学者を採用している。私は1998年に、現在のドイツ代表チームのスポーツ心理学者であるハンス・ディーター・ヘルマンを雇った。おそらく、ドイツのクラブでは初めての試みだったと思う」

「それは、脳が身体に逆らうのではなく、いかに身体を助けるべきかを選手たちに伝えるためのもの。サッカーの話をするときはいつも、主要な部分が脳にある。何を考えるか?どうやって状況を分析するのか?選手、コーチングスタッフ、チームの全員が正しい方法で考えなければならない」

 ラングニック監督は、ユナイテッドに連れてくる予定のコーチングスタッフ、特にレンセ氏の仕事にかなりの期待を寄せているようだ。

「ライプツィヒで彼と一緒に仕事をした経験から、我々は彼から多くの恩恵を受けられると思っている。トップレベルでは、可能な限り最高の人物を起用することが不可欠なんだ」

 ラングニック監督は、新たにもう2人のスタッフをコーチングチームに入閣させる予定。そのうちの一人がサシャ氏で、もう一人は元ニューヨーク・レッドブルズとFCトロントの監督であるクリス・アーマス氏だ。

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