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チェルシー指揮官トゥヘル、“休日返上トレ”で選手に嫌われたとしても気にせず「好かれたいなら監督になるべきでない」

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チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督

 チェルシートーマス・トゥヘル監督は、自分のやり方が選手たちに嫌われようとも、勝つためなら構わないと考えているようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。

 7日のプレミアリーグ第36節でウォルバーハンプトンと引き分けた翌日、トゥヘル監督は選手たちに日曜日のランチの機会を与えず、追加トレーニングを命じた。プレミアリーグ3位キープのために負けられない11日の第33節リーズ戦、そして14日に迎えるリバプールとのFA杯決勝に向けたものであり、指揮官は選手のリアクションを気にもしていないという。

「もし、日常的に愛されたいのであれば、ハイレベルなサッカーの監督になるべきではないだろう。それは起こりえない。この瞬間は……私はおそらく好かれていないね。彼らの多くは、30分のチームトークと、その後、再び試合を見ることを期待していた。しかし、なぜこの場にいるのかを理解し、天気も良かったので、ほとんどの選手がそれを受け入れてくれた」

「自由な1日が欲しいーーそう言っても、自由な日曜日もキャンセルしてしまったからね」

「私も日曜の午前中に予定があったけど、キャンセルになった。でも、こういうことはある。1時からU-23の試合があり、チームの3分の2は残って観ていた。誰も車に乗って帰ったりはしなかった。彼らは自分の責任を果たしてくれるし、それがこのチームのいいところだ」

 チェルシーは現在、リーグ戦3試合未勝利(2分1敗)。一時はUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内の3位を盤石にしたかに思われたが、4位アーセナルや5位トッテナムとのトップ4争いに巻き込まれている。

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