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元ドイツ代表ダイスラー、理学療法士へ

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 元ドイツ代表のセバスティアン・ダイスラー氏(28)が、第2の人生にフィジオセラピスト(理学療法士)として歩む準備を進めていることが分かった。
 20日の日刊スポーツによると、ヘルタ・ベルリン時代の同僚サナーは「彼の調子はいいみたいだ。今はまたベルリンで暮らし、フィジオセラピストになりたいと言っていたよ」と話し、また、当時を知る関係者も「彼自身ケガをした時に影響を受けたと聞いた。素晴らしいことだ」と話したとのこと。ダイスラー氏には4歳の息子がおり、その存在が生きる喜びになっているという。
 同氏はドイツを担う逸材と期待されながら、02年日韓W杯、06年ドイツW杯前に2度も右ひざ靱帯(じんたい)を断裂。ストレスからうつ病を発症し、バイエルン(ドイツ)所属時の07年1月に27歳の若さで現役を引退していた。
(文 宝田雅樹)

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