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バルセロナがアスピリクエタ獲得諦めず…しかし問題は11億円の移籍金

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チェルシーDFセサル・アスピリクエタ

 バルセロナチェルシーのDFセサル・アスピリクエタに引き続き興味を持つが、金銭面で問題があることが『GOAL』の取材で明らかになった。

 今夏の移籍市場でダニ・アウベスが退団したバルセロナは、右サイドバックの補強を目指す。中でも、シャビ・エルナンデス監督はチェルシー主将のアスピリクエタを高く評価し、メインターゲットの1人であると考えられている。

 今夏に満了を迎えた契約がなかなか更新されない中、バルセロナはフリーでアスピリクエタの獲得を目指していたが、チェルシーとの1年間の契約延長オプションが行使され、フリートランスファーの可能性が潰えていた。そのため、バルセロナは同選手獲得に向けてチェルシーとの交渉を余儀なくされている。

 すでにチェルシーのトッド・ベーリー会長とバルセロナのジョアン・ラポルタ会長、フットボールディレクターのマテウ・アルマニー氏が話し合いの席を設けており、その中でアスピリクエタの名前も挙がったことが判明。バルセロナは同選手との2年契約締結を目指しているが、取引完了のためには移籍金で合意に達する必要がある。

 チェルシーはアスピリクエタを安値で売却するつもりはなく、10年前にマルセイユから獲得した800万ユーロ(約11億円)の回収を見据える。一方のバルセロナはこの移籍金が高額であると考えているが、現時点で諦めるつもりはないようだ。バルセロナは、チェルシーがセンターバックを放出したため補強が急務であることを認識しており、早急に正式なオファーを提示する考えを持ち、今後も交渉は続けられることになる。

 なお、シャビ監督と良好な関係性を持つアスピリクエタは、バルセロナ行きを望むと考えられている。

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