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堂安律、新天地でのポジション争いに意欲「慣れていますし、こういうのが好きです」

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MF堂安律がポジション争いに意欲

 フライブルクに加入した日本代表MF堂安律は新天地でのポジション争いについて言及した。ドイツ『dpa』が伝えている。

 クラブの下部組織出身のドイツ代表DFマティアス・ギンターを再獲得したフライブルクは今夏これまで主に攻撃を補強。ヨーロッパリーグに出場する新シーズンに向けて堂安のほか、セカンドストライカーが本職のガーナ代表FWダニエル・コフィ・チュレー(ザンクト・パウリ)や193センチの長身を誇るオーストリア代表FWミヒャエル・グレゴリッチ(アウクスブルク)を確保している。

 一方で、右ウィンガーの堂安は、ポジションを争う主なライバルはハンガリー代表FWのローランド・サライ、そして現在長期離脱からの復帰に近づいている20歳・スピードスター、U-21ドイツ代表FWケビン・シャーデ。ハンガリー代表では最前列でも起用される前者、同クラブのアカデミーの最高傑作と言われる後者と、右サイドでのレギュラーの座を巡って競争すると見られる。

 そんな堂安だが、ポジションが約束されていない状況を歓迎している様子。『dpa』に対し「代表でもそうですが、僕は定位置を争うことに慣れていますし、こういうのが好きです」と明かすと、「このようなチャレンジを求めています」と意気込みを示した。

 堂安はまた、PSVでロジャー・シュミット監督の指導を受けたことも、「全員が守備を手伝う」ことを求めるクリスティアン・シュトライヒ監督が率いるフライブルクで役に立つと考えるようだ。さらに「フライブルクが年々良くなっているのを見ていましたし、新シーズンもそれを成し遂げられるかもしません」と昨季6位フィニッシュのチームとともにさらなる高みを目指す様子をうかがわせた。

 なお『dpa』によれば、堂安はPSVではドイツ人組と仲が良く、特に今夏フランクフルトへ渡った元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェと親しかったという。2020-21シーズンはビーレフェルトへ送り出され、すでにドイツでのサッカーや生活を経験している堂安だが、ドイツ人のメンタリティーにも馴染んでいるかもしれない。

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