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負傷が続く冨安健洋、ケガ専門記者が分析する要因は?アーセナルに代役確保を進言も

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アーセナルDF冨安健洋

 今夏のプレシーズンでも欠場が続くアーセナルDF冨安健洋について、ケガを専門に分析する記者が自身の見解を述べた。

 昨季アーセナルへ加入した冨安。出場すれば見事なパフォーマンスを発揮し、チームからはもちろん現地メディアやファンからも大きな賛辞を集めた。しかしその一方で、相次ぐ負傷によって長期離脱も強いられ、プレミアリーグ21試合の出場にとどまっている。

 新シーズンへ向けたプレシーズンでも負傷の影響で出番がない冨安だが、『Premier Injuries』というサイトで選手のケガとデータを分析するベン・ディナリィ記者は、『Football Insider』で自身の見解を述べた。

「アーセナルに来た後、イングランドでの生活に適応する時間がなかった。プレミアリーグはその独自の激しさが要求され、さらにミケル・アルテタが求めるプレースタイルにも適応しなければならなかった」

「加入後に素晴らしい活躍をしていた。だが結局のところ、出場時間の長さが影響してしまった。ふくらはぎの問題はシーズン後半を本当に台無しにしてしまうものだった。彼はリーグカップのリバプール戦(1月20日:0-2)に出場すること望んだが、それが良くなかった。今も響いているんだ」

 そして「プレシーズンは、そういったサイクルを断ち切る理想的な機会。しかし彼は、再びサイドラインにいる。時にはそういったことを乗り越えなければならないときもある」としつつ、負担を軽減するためにも代役の確保を勧めている。

「だが彼はまだ比較的若く、アーセナルに来てからそれほど日が経っていないことも忘れてはならない。アルテタは恐らく、最初のシーズンよりも負荷をうまく管理したいはずだ。補強はそのための理想的な方法となる」

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