セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は、レスター・シティ行きの可能性が浮上するものの、現状に幸せを感じていると語った。

　昨夏にJ1リーグの横浜F・マリノスからセルティックの指揮官に就任したポステコグルー監督。すると、古橋亨梧や旗手怜央、前田大然といった日本人選手とともにスコティッシュ・プレミアシップ優勝とリーグカップ制覇にチームを導いた。

　今シーズンも開幕から好スタートを切り、UEFAチャンピオンズリーグでレアル・マドリー相手に好ゲームを演じたセルティックを指揮するポステコグルー監督への評価は高まっており、先日にはグラハム・ポッター監督が退任したブライトンの新指揮官候補に浮上していた。

　最終的に、ブライトンはロベルト・デ・ゼルビ監督を招聘したが、再びプレミアリーグ勢からの興味が報じられる。イギリス『ザ・スコットマン』は、現在リーグ最下位に沈むレスターがブレンダン・ロジャーズ監督の解任に踏み切る可能性があり、その後任候補にポステコグルー監督の名前が挙がり得ると伝えていた。

　さまざまな噂が飛び交う中、ポステコグルー監督はイギリス『スカイスポーツ』でレスター行きの報道に関して「これは私が考えていることではない」と話し、セルティックでの仕事のことだけを考えていると強調した。

「私の目標はどこであろうと変わらず、できる限り成功を手にすることだ。私は今、とても大きなフットボールクラブの中で夢のような時間を送っている。我々はヨーロッパのトップリーグの1つで戦っているわけではないが、クラブとしてみれば、我々は6万人ものファンの前でプレーし、チャンピオンズリーグに参戦している。そう、ここはとても大きなクラブだ」

「セルティックでの成功により、私がどこでも知られる存在になれれば名誉なことだ」