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アンチェロッティ、バルベルデのバロンドール受賞を求める声に…「もうちょっとだけ待とうじゃないか」

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レアル・マドリーMFフェデリコ・バルベルデ

 レアル・マドリーは22日にラ・リーガ第11節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのセビージャ戦に臨み、3-1の勝利を飾った。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、交代策が的中したことへの満足感を表している。

 マドリーは5分にMFルカ・モドリッチが先制弾を決めるも、54分にMFエリック・ラメラの得点を許して同点に追いつかれる。だが79分、途中出場のMFマルコ・アセンシオのスルーパスを起点に、こちらもピッチに入ったばかりのMFルーカス・バスケスが勝ち越し弾を決めると、81分にMFフェデリコ・バルベルデのさらなるミドル弾が炸裂して勝負を決めた。

 試合後、アンチェロッティ監督は次のような感想を述べている。

「選手交代がチームにエネルギーを与えた。2ゴール目はアセンシオのビニシウスに対するスペクタクルなパスが生まれたね」

「私がやって来てから、より信頼できるチームになった? 信頼できるかどうかは分からないが、しかし監督だってこのチームのことは気に入っている。このチームは問題を起こすことなく、いつも敬意を払ってくれる。これまで率いた中でも最も素晴らしいチームの一つだよ」

 またもミドルシュートを決めたバルベルデは、これが今季7点目。FWビニシウス・ジュニオールと並びチーム内得点王となった。アンチェロッティ監督は彼が今季10点を決めなければ監督ライセンスを破り捨てると話していたが、その必要はなさそうだ。

「私はあまりに大きなリスクを冒した。彼は昨季、1ゴールしか決めていなかったんだ。私が選手たちで賭け事をすることはほとんどないんだがね」

 この試合の直前にはFWカリム・ベンゼマのバロンドールお披露目があったが、ベルナベウの観客はさらなるゴラッソを決めたバルベルデのバロンドール受賞も求めていた。このことについて意見を求められたアンチェロッティ監督は、次のように返答している。

「もうちょっとだけ待とうじゃないか。そうだろう?」

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