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「ジダンが勝ち取った賞。目標であり、夢だった」ベンゼマがバロンドール受賞を振り返る

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FWカリム・ベンゼマジネディーヌ・ジダン

 レアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマは、初のバロンドール受賞について語った。

 昨シーズン、公式戦46試合44ゴール15アシストのスタッツを残してレアル・マドリーのチャンピオンズリーグ制覇とラ・リーガ優勝などに貢献したベンゼマ。さらに、昨年10月にはフランス代表としてUEFAネーションズリーグ制覇を成し遂げた。

 この活躍を受け、先週に行われた授賞式の中でベンゼマが34歳にして初めてバロンドールを受賞することが決定。歴代2番目の最年長での初受賞となり、フランス人選手としては1998年のジネディーヌ・ジダン氏に次ぐ24年ぶりの快挙となった。

 バロンドールに輝いたベンゼマは『GQ』のインタビューの中で「子供のころからの僕の目標の1つであり、僕の夢の1つだった。僕が毎日考えているものではなかったけど、いつだってこのことは頭の中にあった」と話し、フランス代表のレジェンドであるジダン氏に肩を並べられたことを喜んだ。

「僕はジズーやブラジルのロナウドを見て育った世代だ。彼らはバロンドールを勝ち取った選手たち。僕は彼らを見てフットボールを愛するようになった。だから、これは幼い頃からの目標や夢といったものだった。昨年は4位で終わった。チャンスはあったけど、チームとしてのトロフィーが十分ではなかった。でも今年、僕はすべてを勝ち取ったんだ」

 また、ベンゼマは21歳でリヨンから世界的なビッグクラブであるレアル・マドリーに移籍した当時のことについても振り返った。

「僕はとても若く、マドリーで独りぼっちだったから、始まりはとても難しかった。言葉も話せなかった。最初のシーズンはとても複雑だったけど、僕はいつもこのように言い聞かせていた」

「“簡単なはずがない。僕には才能があり、このクラブと成功するためのすべてが僕にある。今は良くなるため、このクラブと成長を続けるために必要なものを見ないといけない。今の自分のレベルのままでは、成功できるはずがない”とね。これが始まりで、今に至るまで確かなクレッシェンドがあった」

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