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マルディーニTD、ミランから得点奪った愛息に「父としては最高にうれしかった」

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パオロ・マルディーニTD

 ミランのパオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)が7日、ゴールデンボーイ賞授賞式に出席した際、息子であるFWダニエル・マルディーニのゴールを振り返った。

 父チェーザレ・マルディーニから息子のダニエルに至るまで親子3代にわたって、名門ミランと固い絆で結ばれているマルディーニ家。現役時代にミラン一筋を貫いたパオロは現在、TDとしてクラブを裏から支える一方、21歳のダニエルは今夏、出場機会を求めてスペツィアへ期限付きで移籍した。

 新天地においてここまで出場機会に恵まれていなかったダニエル。だが父や祖父が躍動したサンシーロで行われた5日のミラン対スペツィア(ミランが2-1で勝利)で今シーズン初先発を果たすと、ミランが1-0でリードしていた59分に同点弾をマークして移籍後初得点を記録した。

 そんな息子の姿をスタンドから微動だにせずに見守ったミランTD。ゴールデンボーイ賞授賞式に出席した際にインタビューに応じると、先月は古巣ミラン戦を観戦したモンツァCEOアドリアーノ・ガッリアーニ氏からアドバイスを受けたことを振り返りつつ、複雑な胸の内を明かした。

「ダニエルがゴールを決める運命だったのだろう。私が動じなかったって? ガッリアーニのアドバイスに従ったんだ。ミラン対モンツァで感情を揺さぶられないように、試合の1週間前から動じない練習をしていたというんだ。私も同じトレーニングをしたら上手くいったよ。だが、心の中では父として最高にうれしかったよ」

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