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スーパー杯連覇に王手! レアルのアンチェロッティ監督「ベストな状態ではないが、勝つために全力で戦う」

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決勝進出を果たしたレアル・マドリー

 レアル・マドリーは11日、サウジアラビアで行われたスペインスーパーカップ準決勝でバレンシアと対戦し、1-1で突入したPK戦を4-3で制した。試合後のカルロ・アンチェロッティ監督のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 昨季ラ・リーガ王者として臨んだレアルは、前半39分にFWカリム・ベンゼマのPK弾で先制。後半1分に昨季コパ・デル・レイ準優勝のバレンシアに同点ゴールを許すと、延長戦でも勝ち越せなかったが、PK戦の末に辛くも決勝進出を果たした。

 アンチェロッティ監督は「タフで厳しい試合だった。このレベルでは、タフでない試合はない。後半の立ち上がりに明らかなミスを犯してしまい、自分たちで難しくしてしまった。前半は問題なかったし、終盤もそうだった」と振り返っている。

 ハーフタイム明けの戦いを課題に挙げる一方で「相手はよく守り、カウンターで問題を起こしていた。我々は満足している。徐々に改善していく必要はあるが、いい仕事をした。試合中、何度もうまくいかなかったが、最後まで諦めずにプレーできた」と選手たちを称えた。

 スペインスーパーカップ連覇を目指すレアルは、15日の決勝で昨季コパ・デル・レイ優勝のベティスと昨季ラ・リーガ2位のバルセロナの勝者と対戦する。

 アンチェロッティ監督は「ワールドカップから帰国したばかりの選手もいるので、ベストな状態ではない。フィットネスという点では改善しなければならない」と認めつつ、「我々は決勝に行きたかった。ファイナルではうまくいくものだし、何が起こるか見てみよう。去年とは状況が違う。スーパーカップを勝ち取るために、全力で戦うつもりだ」と意気込んだ。

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