アジアサッカー連盟(AFC)は1日、バーレーン・マナーマで総会を行い、2027年のアジアカップをサウジアラビアで開催することを決議した。

　1984年、88年、96年と3度にわたってアジア制覇の経験を持つサウジアラビアだが、ホスト国となるのは史上初めて。AFCのシェイク・サルマン・ビン・エブラヒム・アル・ハリファ会長は「アジアサッカー最高の時代はまだ来ておらず、ここでの大会が素晴らしいショーケースとなると信じている。さまざまなスポーツイベントを主催してきた経験により、アジアや世界中の人々を温かい歓迎をする準備ができている」とコメントしている。

　またサウジアラビアサッカー連盟のヤセル・アル・ミセハル会長は「開催地に選ばれたことを嬉しく思う。3度の優勝を果たした経験を持つわれわれはこの大会で素晴らしい歴史を持っているが、われわれはアジア全体を成長させていくことに焦点を当てている」とし、「アジアサッカーのレベルを引き上げる時期に来ている。ホスト国としてわれわれの努力はそのゴールに向かうことを優先する。記憶に残る大会を開催する準備ができている」と意気込みを述べている。