UEFAヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメント1回戦で、ソシエダMFダビド・シルバが先発出場する可能性が高まっているようだ。地元紙『エル・デス・マルケ』が報じている。

　3日に行われたラ・リーガ第24節のカディス戦(△0-0)で途中出場し、左ふくらはぎの負傷から7試合ぶりの復帰を果たしたD・シルバ。試合は優勢のソシエダが攻め手を欠いた結果、ドローに終わったが、MF久保建英と久々の好連係を見せていた。

　そうした中、ソシエダは9日にEL決勝トーナメント1回戦でローマと敵地で対戦。記事によると、イマノル・アルグアシル監督は欧州カップ戦のチャンスを活かすべく、「リスクを負って」でもシルバを先発起用する方針を持っているようだ。

　記事では「ベストの状態からは程遠かった」としつつも、「ピッチ上での存在感はすでに際立っていた。ラ・レアルのほとんどなかった攻撃にも深みを与えていた。相手チームも“魔術師”がピッチにいると、より慎重になる」と前向きな評価を送っている。

　また先発起用の場合は、4-3-1-2の中盤4枚を称した「魔法のダイヤ」で、D・シルバ、MFマルティン・スビメンディ、MFミケル・メリノ、MFブライス・メンデスの4人が共演すると指摘。その場合、前線のFWミケル・オヤルサバル、FWアレクサンドル・セルロート、あるいは久保のいずれかが先発から外れることになると推測している。

---

●海外組ガイド
●ラ・リーガ2022-23特集