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頭抱えるドルトGK、大一番で痛恨ミス…今季2度目の“空振り”に「明らかに僕の責任」

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ドルトムントGKグレゴール・コベル

 ドルトムントのGKグレゴール・コベルが大一番で痛恨のミスを犯してしまった。

 1日に開催されたブンデスリーガ第26節で、勝ち点53で首位のドルトムントは勝ち点1差で追う2位バイエルンのホームに乗り込んだ。優勝の行方を左右する天王山となったが、前半13分に思わぬ形でバイエルンが先制する。

 最終ラインのDFダヨ・ウパメカノが前線に送ったパスは、右サイドから中央に走り込んだFWレロイ・サネには合わず。PA内のコベルが易々と処理すると思われたが、PA外に飛び出してクリアを試みると、まさかの空振り。ボールはそのままゴールマウスへと吸い込まれ、バイエルンが先制した。

 前半だけで3失点したドルトムントは、後半5分に4点目を奪われると、反撃を2点に抑えられて2-4の敗戦。首位の座をバイエルンに明け渡すこととなった。

 痛恨ミスのコベルは、1失点目の場面を「どうやってボールがすり抜けたのか分からない」と振り返りつつ、手で処理せずにPA外まで飛び出した判断は「正しい」とした。「ただ、僕はボールに当てることができなかった。明らかに僕の責任だし、試合序盤だったので、とても辛い思いをしている」。

 負傷から復帰したばかりでゴールマウスを託されたコベルのミスは今季2度目。10月の第10節ウニオン・ベルリン戦に続いてのミスとなり、「僕は怪我から復帰して、その直後に大きなミスを2回してしまった。“クソみたい”な日もある。今日はその日だった」と答えた。

●バイエルン戦の失点シーン


●ウニオン・ベルリン戦の失点シーン


●ブンデスリーガ2022-23特集

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