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AZ菅原由勢はカンファレンスリーグ準決勝第1戦で苦戦も…初のプレミアリーグを相手に「チャレンジになる試合だった」

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DF菅原由勢

 ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)は11日に準決勝第1戦を行い、DF菅原由勢が所属するAZ(オランダ)はウエスト・ハム(イングランド)に1-2で敗戦した。菅原はフル出場。試合後に「チームというか僕自身もプレミアリーグとやる初めての試合だったので、強度含めてある程度チームとしても個人としてもチャレンジになる試合だった」と振り返った。

 AZは前半41分に先制したものの、後半の2失点で逆転を許した。2失点ともにセットプレーからの失点ということもあり、菅原は「これが強さというか違いなのかなというのは感じます」と語る。「強度も後半最後を見ればわかるように、僕らはFW1人が前に残って、あとは全員でカウンターするにも追い越す選手もいない。疲れ切っている中で、彼らはまだ走る。そういう日ごろの強度の違いは最後後半20分でかなり感じました」と相手との差を分析した。

 試合後にはなかなか立ち上がれなかった場面もあった。しかし、菅原は心を折られてはいない。

「マッチアップする選手もそれなりに怖い選手だったのでカウンターの怖さ含めてスピードも違う。1回1回のプレーが、120%出さないと止められないような選手しかいない。そこはすごく対応に頭を使いましたし、準備もした。でもこういうレベルの高い相手とやれるというのは僕自身すごく楽しい90分だった。本当にやっぱり、こういう舞台に行きたいなと思いますね」

 シーズン終盤の強敵に疲労の色も見え隠れする中、それでもまだ敗退が決定したわけではない。「一点差で終われたというのはポジティブ」。18日の第2戦に向けて「(改善点を)突き詰めていければ、ホームで十分に自分たちのサッカーをやりながらボールを握りながらもっとゴールに迫っていけるという感覚もある。しっかり分析して次の試合に勝って決勝にいけるようにしたい」と奮起を誓った。

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