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リーグアン復帰を目指したボルドーは最悪の結末に…ファンが相手選手に暴行、敗戦扱いで昇格逃す

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ボルドーの挑戦はまさかの結末に

 ファン・サポーターはチームを支える存在のはずだが、フランスでファンの行為によってチームが昇格を逃す事案が発生した。

 リーグドゥ(フランス2部)で3位のボルドーは自動昇格圏の2位以内に滑り込める可能性を持ち、今月2日の最終節・ロデース戦に臨んだ。得失点差の関係で複数得点が必要だったが、ボルドーは前半22分に失点を喫する。するとボルドーのファンがピッチに乱入し、得点を喜ぶ相手DFルーカス・ブアデスを突き飛ばした。ブアデスは衝撃で倒れて頭部を地面に打ち、脳震盪の疑いと診断されることに。この件を受けて試合は中止となった。

 リーグ・ドゥは12日、ボルドー対ロデースの取り扱いを決定。同試合はボルドーの敗戦で記録すると発表した。この結果、ボルドーは3位で今シーズンを終えることに。他会場の結果を受け、5点差以上で勝利をすればリーグ・アン昇格を果たしていたが、その挑戦はファンの愚行によって幕を閉じることとなった。なお前回対戦時にボルドーは3-0でロデースに勝利していた。

 また、ボルドーは来シーズンの勝ち点から1ポイントが引かれること、2試合で一部スタンドの使用禁止処分を受けることも決まった。クラブは今回の決定に対して「不可解で不当」とし、フランス国立オリンピック・スポーツ委員会に訴えを起こすと伝えている。

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