コベントリー(イングランド2部)は10日、オーステンデ(ベルギー2部)のMF坂元達裕(26)が加入することを発表した。契約期間は2026年6月までの3年間となる。

　坂元はFC東京U-15むさし、前橋育英高、東洋大を経て2019年にモンテディオ山形でプロキャリアをスタート。ルーキーイヤーからスタメンに定着し、翌2020年にセレッソ大阪へ移籍した。

　J1の舞台でも活躍を続け、2022年1月にオーステンデへ期限付き移籍。同年6月には日本代表デビューを果たした。2022年から完全移籍となり、2022-23シーズンはリーグ戦30試合の出場で6アシストを記録。オーステンデはベルギー1部から2部に降格したが、チーム内の最優秀選手に選ばれた。

　マーク・ロビンズ監督はクラブ公式サイトを通じ、「タツヒロをコベントリーに迎えられることを大変嬉しく思う。母国で素晴らしいプレーを見せた彼は、ベルギーでもそれを続けており、我々は彼をイングランドのフットボールに迎えることを楽しみにしている。彼は多才でクリエイティブな攻撃的MFであり、優れたテクニックとスピードを持っている。我々は彼と仕事をするのが楽しみだ」と期待を寄せている。

　坂元は自身のツイッター(@Tatsu1022Soccer)で「このチームを強くするために全力を尽くします! そしてスカイブルーのために全力を尽くします!」と英語で綴り、日本語でも「今回、チャンピオンシップのコヴェントリー・シティFCに移籍することが決まりました。新しくイングランドの地で活躍できるように頑張ります」と意気込みを述べた。

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