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「新たなセットプレーの神が誕生か?」シャルケMF上月壮一郎がセットプレーから1得点2アシスト!!

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シャルケMF上月壮一郎

 シャルケに所属するMF上月壮一郎がセットプレーから2得点1アシストを記録する活躍を見せた。

 2000年12月22日生まれの22歳は京都の下部組織で育ち、19年にトップチームに昇格。22年2月にデューレン(ドイツ5部)へ移籍すると、同8月にシャルケのリザーブチーム(U-23)にあたるシャルケⅡに加入し、同12月にトップチームとプロ契約を結んだ。23年1月にデビューを果たし、初ゴールも記録していたが、同3月に足首の手術を受けることが発表されていた。

 そして、新シーズンを前に負傷が癒えてピッチに戻ってくると、ポーランドのグールニク・ザブジェとのプレシーズンマッチに出場。2-0とリードして迎えた後半15分から途中投入されると、まずは同22分にFKを味方の頭に合わせてアシストを記録。同32分には直接FKを枠内に飛ばしたものの、相手GKにセーブされてしまう。しかし、同34分にCKを再び味方に合わせて4点目をお膳立てすると、試合終了間際の同44分に魅せる。

 PA外右で得たFKのキッカーを任されると、緩やかな助走から右足を振り抜く。勢いよく飛び出したシュートは鮮やかな軌道を描いてゴール左下に吸い込まれ、チームは5-0で大勝した。ドイツ『RUHR 24』は、セットプレーだけで1得点2アシストを記録した上月を「シャルケに新たなセットプレーの神が誕生か?」と紹介し、称えている。

 U-23チームでのプレーも検討されている上月は当初、この試合に出場する予定はなかったようだが、他の選手のコンディション不良によって急きょチャンスをつかんだ模様。トーマス・レイス監督は「彼はまだ限界に達していない」とさらなる活躍に期待を寄せている。


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