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D・シルバが現役引退を決断と海外メディア報道…開幕前に前十字靭帯損傷の大怪我

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MFダビド・シルバが現役引退へ

 ソシエダの元スペイン代表MFダビド・シルバ(37)が負傷の影響で現役を引退することになると、スポーツ専門サイト『ジ・アスレチック』など複数メディアが報じている。

 クラブは20日、D・シルバが前日の練習中に左膝の違和感で離脱し、MRI検査を受けた結果、前十字靭帯を損傷していることが判明したと発表した。『ジ・アスレチック』は「2020年夏にソシエダに加入した37歳は、今週初めのトレーニング中に負傷した。この怪我により、元スペイン代表選手は19年間の選手キャリアに終止符を打つことになった」と伝えている。

 D・シルバはユース時代を過ごしたバレンシアでプロキャリアを始め、2010年夏にマンチェスター・シティへ移籍。中盤の要としてクラブ通算436試合の出場で77ゴール140アシストを記録し、4度のプレミアリーグ優勝を含む14個のタイトルを獲得した。

 2020年夏にソシエダへ加入すると、ここでも攻撃の中心として活躍し、新型コロナウイルスの影響で2021年4月に行われた2019-20シーズンのコパ・デル・レイ決勝で優勝に貢献。2022-23シーズンは日本代表MF久保建英らと共に、ソシエダをUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内の4位に導いた。

 また、スペイン代表では国際Aマッチ通算125試合に出場し、35ゴールを記録。2010年の南アフリカW杯、EURO2008、EURO2012の主要国際大会3連覇を経験した。『ジ・アスレチック』は「母国で最も影響力のある選手の1人として名を残すことになるだろう」とD・シルバの偉大な功績を称えている。

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