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「韓国に有利な判定があった」アジア大会4強敗退のウズベキスタン指揮官が不満を吐露

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ウズベキスタンを率いるティムル・カパーゼ監督

 U-24ウズベキスタン代表のティムル・カパーゼ監督が第19回アジア競技大会準決勝のU-24韓国代表戦(●1-2)後、審判の判定が韓国に有利な部分もあったと不満を表わした。韓国『聯合ニュース』が報じている。

 ウズベキスタンは序盤に韓国のMFチョン・ウヨン(シュツットガルト)に先制点を献上。MFジャスルベク・ジャロリディノフのゴールで一時同点としたが、前半のうちにチョン・ウヨンに2点目を許した。後半には相手に激しいタックルを仕掛けたMFアブドゥラフ・ブリエフが2度目の警告で退場。そのまま1-2で敗れ、7日に行われる香港との3位決定戦に回ることになった。

 同試合では退場シーン以外にもラフプレーが目立ち、レフェリーに抗議する場面も何度か見られたウズベキスタン。現役時代にKリーグの仁川ユナイテッドでプレーした経験があるカパーゼ監督は「選手たちには感情を抑えるように言っている。選手たちがある程度の線を引く必要もある」としつつ、「韓国の選手が倒れながら時間を稼ごうとした部分もあった。審判が韓国に有利な判定をしたこともある」と見解を示した。

 その一方で「韓国は本当に優れたチームだ。戦術やコンビネーションで大きく上回っていた」と認め、「私たちはまだ若いチームなので、強いチームには苦戦する。韓国が経験でも上だった」と相手を評価している。

 続けて「最善を尽くしたので、私たちのチームを誇りに思う。今日の試合は過ぎ去り、新しい試合に向けて努力しなければならない」と3位決定戦を見据え、「次の試合は徹底的に準備し、より良い姿を見せたい」と意気込んだ。

●第19回アジア大会特集ページ
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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