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伊東純也のゴールはオフサイド…スタッド・ランス善戦もパリSG守護神の超反応&ムバッペハットに沈む

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FW伊東純也はパリSG相手に何度もチャンスを作った

[11.11 リーグアン第12節 スタッド・ランス 0-3 パリSG]

 FW伊東純也が所属する4位・スタッド・ランスは11日、リーグアン第12節で首位を走るパリSGと対戦し、0-3で敗れた。伊東はフル出場してゴールネットを揺らす場面もあったが、味方のオフサイドでノーゴールに。完封負けを喫したものの、多くのチャンスを作ってパリSGゴールに迫った。

 試合は前半3分、いきなりスコアが動く。パリSGがボールを保持して先制点を狙うと、MFウスマン・デンベレのクロスをファーサイドからFWキリアン・ムバッペがダイレクトボレーで合わせてゴールネットを揺らした。

 出鼻を挫かれたスタッド・ランスは前半5分、FWモハメド・ダラミーがドリブルでペナルティーエリア内に侵入してクロスを送る。ゴール前の伊東はミートできなかったが、流れたボールにDFトマ・フォケが反応。GKジャンルイジ・ドンナルンマに防がれるもCKを獲得する。伊東がキッカーを務めると、パリSGサポーターから顔に向けてレーザーポインターが照射された。

 この攻撃からスタッド・ランスがペースを握る。前半7分、左サイドを抜け出したダラミーの折り返しを伊東がPA内でトラップ。冷静にゴール右隅へ流しこんで同点かと思われたが、ダラミーがオフサイドポジションにいたとして旗が上がる。VARのチェックも行われたが判定は変わらず、伊東の得点は幻になった。同20分、伊東が中央でボールを引き取ってPA手前まで持ち運び、MFマーシャル・ムネツィにラストパス。しかしムネツィは枠に飛ばせなかった。伊東はその後も直接FKなどでパリSGゴールを再三にわたって脅かすも、ドンナルンマの好守に遭ってゴールならず。0-1のビハインドで試合を折り返した。

 後半もドンナルンマの壁は堅い。後半11分、伊東が蹴ったCKをDFエマニュエル・アグバドゥがドンピシャで合わせたが、見事な反応でセーブされた。するとムバッペが守護神の頑張りに応える。同14分にカウンターからこの日2点目となるゴールを決め、スタッド・ランスを突き放した。

 2点差にされたスタッド・ランスはその後もチャンスを作る。後半32分には伊東のクロスをMFアゾル・マツシワがフリーでシュートしたが、これもドンナルンマが防ぐ。スタッド・ランスは最後までドンナルンマを攻略できなかった一方、後半37分、ムバッペにハットトリックを達成されてタイムアップを迎えた。
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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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