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ラビア&カイセドを獲得できなくてラッキーと語るクロップ監督、その理由は「私たちは遠藤航を見つけた」

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ユルゲン・クロップ監督がMF遠藤航を称賛

 リバプールユルゲン・クロップ監督が今夏の補強ターゲットだったMFロメオ・ラビア(サウサンプトン→チェルシー)とMFモイセス・カイセド(ブライトン→チェルシー)について、獲得できなかったのは「ラッキーだった」と主張した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

 リバプールは昨季限りでMFジョーダン・ヘンダーソン(→アルイテファク)とMFファビーニョ(→アルイテハド)が退団し、今夏にラビアとカイセドを獲得候補に挙げていたが、いずれもチェルシーとの争奪戦に敗れた。

 その代わりとして迎え入れたのがMF遠藤航(←シュツットガルト)、MFドミニク・ショボスライ(←ライプツィヒ)、MFアレクシス・マック・アリスター(←ブライトン)だ。

 クロップ監督は新しく拡張されたアンフィールド・ロード・スタンドのオープンに向けたテストイベントで、会場に集まった約7000人の観衆に向かって次のようにコメントした。

「この夏の移籍市場では奇妙なことがいくつか起こったが、ここだけの話、『なんてこった、ラッキーだったよね』という感じだ」

「その時点では分かっていなかったし、そうは感じていなかった。だが、最終的にうまくいって本当に嬉しいよ。そうなるとは前もって分からなかったけどね」

「他の中盤の選手がリバプールに入りたがらないのは明らかだ。私たちは遠藤を見つけた。彼は並外れた選手だ」

 今夏に1600万ポンド(約29億円)で加入した遠藤は、ここまで中盤の主力選手の1人としてプレー。今月3日のプレミアリーグ第14節フルハム戦(○4-3)では、終盤にリーグ初得点となる見事な同点ゴールを決め、劇的な逆転勝利に貢献した。

 現在はリバプールが公式戦6試合無敗(5勝1分)でプレミアリーグ首位に立つ一方、チェルシーは12位に低迷。期待のカイセドは調子が上がらず、ラビアは負傷でいまだ新天地デビューを果たせていない。開幕前は新戦力について不安視されたリバプールだったが、チェルシーと明暗が分かれる形となっている。
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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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