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「韓国は優勝してはいけない」ソン・フンミンの父親がアジア杯を前に主張…その理由とは

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韓国は優勝してはいけない?

 アジアカップの開幕まで1週間を切ったなか、韓国代表MFソン・フンミンの父親で自身も元プロサッカー選手のソン・ウンジョン氏が韓国メディアのインタビューに応じた。『中央日報』など複数の現地メディアが伝えている。

 韓国は10大会連続でW杯に出場しているアジアの強豪国だが、アジア杯での最後の優勝は1960年大会まで遡る。それもあって韓国国内では64年ぶりのアジア王者を期待する声も大きい一方で、ソン・ウンジョン氏は「当然優勝することを望んでいる」と前置きをした上で「優勝してはいけない」とコメントした。

 ソン・ウンジョン氏が批判的な意見を示した理由は、日本との比較にあるようだ。同氏は韓国の選手が日本よりも技術的に劣るだけでなく、組織的なサッカーへの投資も不十分なことなどを挙げ、優勝から遠ざかっていた64年間について「韓国のサッカー関係者は反省しなければいけない」と主張。「空っぽの実力で運良く日本に1回勝ったとしても、それは韓国サッカー界を誤魔化すことになる」とし、今大会で成功を収めるのではなく、失敗から学んだほうが将来的な成長に繋がるという見解を示している。

 それでもチームは当然ながら優勝を目指して大会に臨む。日韓ともにグループリーグを首位通過した場合、両国はアジア王者をかけた決勝で戦うことになる。

●AFCアジアカップ2023特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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